「何ヶ月のときに何を祝うんだっけ?」
赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでの1年間は、さまざまな行事が目白押しです。
- いつやるのが正解?
- 何を準備すればいいの?
- どうやってお祝いすればいい?
そんなママ・パパの疑問を解決するために、赤ちゃんの年間行事カレンダーを月齢順でわかりやすくまとめました。
特に「お宮参り」「お食い初め」「ハーフバースデー」など、人気の行事を中心に、準備や祝い方のポイントもご紹介します。
1. お七夜(生後7日目)|命名式
生まれて最初に迎える伝統的な行事が「お七夜」です。
赤ちゃんの無事な誕生を祝い、名前を披露する日として、家族だけで静かに行うことが一般的です。
記念品やフォトフレームが人気で、写真と一緒に命名書を残す方も増えています。


生まれて最初のイベントは手形を残そう!
2. お宮参り(生後1ヶ月ごろ)|成長祈願
赤ちゃんの健やかな成長を祈って神社でご祈祷を受ける「お宮参り」。
パパママに加え、祖父母と一緒に参拝するのが一般的です。
主な準備
- 赤ちゃんには祝い着(産着)を着用
- ご祈祷の予約は事前に確認しておくと安心
- 記念写真の出張撮影も人気
当日の気温や天候、赤ちゃんの体調に配慮し、無理のないスケジュールがおすすめです。

3. お食い初め(生後100日ごろ)|一生食べ物に困らないように
「お食い初め」は、赤ちゃんに初めて食事の真似をさせる儀式です。
一生食べ物に困らないように、との願いが込められています。
用意するもの
- 鯛、赤飯、煮物、汁物、香の物、歯固め石などの祝い膳
- 儀式に使う食器や祝い着
- 記念撮影用の飾りやフォトセット
自宅で手軽に行えるセット商品を活用する家庭も多く、写真に残す人が増えています。

4. ハーフバースデー(生後6ヶ月)|成長の節目
生後半年を迎える「ハーフバースデー」。
成長の節目として、写真撮影や飾りつけでお祝いするご家庭が増えています。
お祝いのアイデア
- 月齢カードやバルーンで飾り付け
- 寝転びショットなど記念撮影
- 記念に残るロンパースや衣装
SNS投稿用におしゃれに演出した写真を残す人も多いです。

5. 初節句(生後数ヶ月〜1歳前後)|ひな祭り・端午の節句
初節句とは、赤ちゃんが生まれてから初めて迎える節句です。
女の子の場合
- ひな祭り(3月3日)
- 雛人形や桃の花を飾ってお祝い

男の子の場合
- 端午の節句(5月5日)
- 兜やこいのぼりを飾り、柏餅やちまきを用意
飾るスペースが限られている場合は、コンパクトな雛人形や兜も人気です。

6. 1歳のお誕生日|初めてのバースデー
赤ちゃんが無事に1歳を迎えたことを祝う、最初の大きな誕生日。
一升餅や選び取りカードなど、伝統的な行事を取り入れる家庭も多くあります。
主な内容
- 一升餅を背負わせる(一生食べ物に困らないように)
- 選び取りカードで将来占い
- フォトブースで記念写真を撮る
記念撮影には、名前入りのリュックや袴風ロンパースなども人気です。

7. 初めてのクリスマス(12月25日)
赤ちゃんにとって初めてのクリスマス。
特別な演出をして、思い出に残る1日にするご家庭が増えています。
お祝いアイデア
- サンタ風の衣装で記念写真
- 赤ちゃん向けの絵本やケア用品をプレゼントに
- 離乳食ケーキや手作り料理で家族パーティー
特別なことをしなくても、「家族で楽しく過ごす」が一番の記念になります。
8. 七五三(3歳・5歳・7歳)|日本の伝統行事
赤ちゃん期を過ぎ、最初に訪れる日本の伝統行事のひとつが七五三です。
女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳でお祝いします。
主な流れ
- 神社での参拝(事前予約が安心)
- 着物や衣装のレンタル
- 記念撮影をスタジオまたは出張撮影で
3歳の七五三を迎える年に入ったら、数ヶ月前から準備を始めておくとスムーズです。

まとめ|赤ちゃんが生まれてからの1年は、宝物のような時間
赤ちゃんの1年間には、多くの行事や節目があります。
どの行事も大切な意味を持ち、家族の絆や思い出を深めるきっかけになります。
- すべて完璧にこなす必要はありません
- 家族のスタイルに合ったお祝いを選びましょう
- 写真や記念品を残すことで、いつまでも心に残る思い出になります
育児に追われる日々の中でも、こうした節目を大切にすることで、赤ちゃんとの時間がよりかけがえのないものになります。
