「パパ育休ってどうやって取るの?」と悩んでいる方へ。
制度は整ってきたものの、
- 管理職だから言いにくい
- 上司や部下への説明が難しい
- 家庭と会社、どちらにも迷惑をかけそう
と感じて、取得をためらう男性も少なくありません。
しかし、しっかりと準備・根回しをすれば、管理職でも安心して育休を取得できます。
ここでは、私自身の体験談も交えながら、パパ育休の期間や取り方、そのための準備ポイントを解説します。
1. 育休取得の計画|いつ・どう伝える?
6ヶ月前には職場へ意思を伝えるのが理想
出産予定日から逆算し、妊娠5〜6ヶ月頃には上司へ共有しましょう。
家族と十分に話し合い、タイミングを決めたうえで、「業務調整に時間をかけたい」という前向きな姿勢を示すことが大切です。
上司と早めに話をつける
就業規則を確認し、必要書類や人事とのやり取りも早めに着手します。
また、復帰後に元のポジションへ戻れるか、制度で明記されているかの確認も忘れずに。

時代はパパ育休取れるから…と何も考えず取得すると
出世コースの道を外れる可能性大

代理で入った人が「とても優秀な同僚や若手」だったら?
復帰すぐは元のポジション戻れても、1年後の評価はわからない
家族を守るためにも「適正期間」を考えよう

2. 管理職でも取れる!会社との調整のコツ
根回しは“ゆっくり・丁寧”が基本
- チームの引き継ぎ先や業務フローの見直し
- 不在中の意思決定ルールの明文化
- 部下・関係部署への事前説明
「育休=迷惑」ではなく、育児と仕事を両立するロールモデルになるチャンスと捉えて堂々と伝えましょう。
復帰後の働き方も視野に入れる
フルタイム、時短勤務、テレワークなど、柔軟な働き方を事前に検討し、上司・人事とすり合わせを行います。

3. パートナーへの配慮も忘れずに
進捗はこまめに共有
妊娠中のママは心身ともに不安定になりやすい時期。
「今こう進めてるよ」と、育休準備の進行状況を報告するだけで安心感が増します。
育休中&育休後の“パパプラン”を共有
- 家事や育児の分担案
- 育休中にやってみたいこと(沐浴、買い物、料理など)
- 復帰後の家族との関わり方
パパから主体的に提案することで、ママの心も軽くなります。

【まとめ】管理職こそ、パパ育休は“未来のスタンダード”
パパ育休は…
- ママの産後回復をサポート
- 上の子の心を安定させる
- 夫婦のパートナーシップを深める
- 会社に「柔軟な働き方ができる文化」を示すチャンス
「うちは無理かも」と感じても、まずは話す・調べる・相談することから始めましょう。
私も最初は躊躇しましたが、結果的に「取ってよかった」と心から思えています。

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