はじめに|お葬式に行くべきか…悩む気持ち、よくわかります
妊娠中に訃報を聞くと、
「行かなきゃダメかな…」
「非常識だと思われたくない…」
「でも、お腹の赤ちゃんに何かあったらどうしよう」
と、心の中がざわざわしてしまいますよね。
特に義理の家族や近しい親戚だと、行かなければ…というプレッシャーも感じがち。
この記事では、妊娠中のお葬式に行くことをためらうママの背中をそっと押し、「行かない選択」も大丈夫なんだよというメッセージを込めてお届けします。
なぜ妊娠中のお葬式が不安になるの?
妊娠中は、体も心もとってもデリケート。
「お葬式=不吉」「お腹の子に良くない」などの迷信も含め、いくつかの理由で不安になるのは自然なことです。

無理せず、産後に墓参りでもOK!
妊婦さんがお葬式を避ける理由
縁起や迷信が気になってしまう
長時間の立ちっぱなしや移動がある
香典や服装準備などストレス要因が多い
人混み・泣き声・香典返し…感情的にも負担が大きい
「死」や「別れ」というテーマに精神的に影響を受けやすい

妊婦さんはメンタルが崩れやすいので、悲しくなりやすい場所は避けよう

師も推奨?お葬式は「体調と相談」が基本
実際に産婦人科でも、
「無理して行く必要はないですよ」と言われるケースが多いです。

夫のおばあちゃんが亡くなったけど、お通夜・葬儀参加しなかったよ
その時言われた、産婦人科医からの意見

「妊婦さんは心身ともに不安定な時期。
葬儀のような場に無理して出る必要はありません。
行くことで体調を崩すリスクがあれば、まずは赤ちゃんとママを優先してくださいね」

旦那のみの参列もOK!
行かないことで後悔しない?心の整理のしかた
「やっぱり行くべきだったかも」と思うかもしれません。
でも、それは『やさしさ』があるからこその葛藤。
だからこそ、行かない選択をしたあとの心の整理も大切です。
行かないと決めたあとの心のケア方法
- お手紙やメッセージで想いを伝える
- お花や香典だけでも託す
- おうちで静かに手を合わせる
- 生まれた後に感謝とご報告をする
『ちゃんと想っていたこと』は、形式でなく、心に込めて伝わります。
こんなときは、行かない決断をしてもいい
以下のような場合、遠慮せず「行かない選択」をとって大丈夫です。
状況 | 行かない判断もOKな理由 |
---|---|
つわりがひどい | 長時間の参列は危険。自分を守って |
お腹が張る・体調不安 | 無理は禁物。医師にも相談を |
移動に片道1時間以上かかる | 血栓症や転倒リスクあり |
義家族との関係がストレス | 精神的負担が赤ちゃんに伝わることも |
感情が不安定 | お別れに耐えられないときは、自宅で想いを馳せる形で |
それでも「行かないなんて…」と思ったときに読んでほしい
妊娠中のあなたは、一人の命を守るという大きな役割を担っています。
そしてその命を守ることは、亡くなった方にとっても、
何よりの供養であり、祈りであると信じています。
どうか、自分を責めないでください。
あなたの選択は、きっと間違っていません。
まとめ|妊娠中は、何より“あなたと赤ちゃん”が最優先
お葬式という場に行くことで、心が乱れたり体に負担がかかるなら、「行かない」という選択は、あなたがママとして下した立派な判断です。
気持ちを込めて手を合わせるだけでも、故人への想いはしっかり伝わります。
